RAID1+0とは

目次

  1. RAID1+0とは
  2. RAID1+0の仕組み
  3. RAIDとは
  4. RAIDレベル
    1. RAID0:ストライピング
    2. RAID1:ディスクミラーリング
    3. RAID5:独立R/Wアクセス(パリティディスク分散)
    4. RAID6:独立R/Wアクセス(パリティディスク分散、2台)
    5. RAID1+0:ミラーリング+ストライピング
    6. RAID0+1:ストライピング+ミラーリング

RAID1+0とは

RAID1やRAID0はそれぞれ異なるデメリットを持っています。RAOD0では耐障害性がないこと。RAID1では複数のディスクをまとめて大容量のディスクとして使用できない事です。
RAID1とRAID0を組み合わせる事によりそれぞれのメリットであるRAID0の高速化とRAID1の耐障害性を備えることが実現します。
最低限の必要ディスク数は4本です。通常、RAID1アレイを単位として、RAID0を構成する方法が取られます。※逆のパターンはほぼ使用されません。

RAID1+0の仕組み

RAID0のストライピングでは、複数のディスクにまたがってデータを保存しますが、RAID1+0ではRAID1のディスクアレイ内でRAID0を構成します。こうすることにより、各RAID1アレイは2台のディスクでミラーリングされているので、耐障害性も確保されます。
これによりRAID0の耐障害性が無い問題も、RAID1の複数ディスクをまとめて大容量ディスクとして使用できない問題も、同時に解消出来ます。

RAIDとは

RAID(レイド)とは"Redundant Arrays of Inexpensive Disks"または"Redundant Arrays of Independent Disks"の略号で、2つ以上のハードドライブを組み合わせ、仮想的な(OSからみて)1台のドライブとして利用する技術です。複数のHDDをまたいで重複したデータを保存して不意のディスク障害に備えたり、データを分散保存させることでデータ読み書き速度を向上させたり、データ保存容量を拡張させることができます。

RAIDレベル

RAID0:ストライピング

ストライピングとも呼ばれます。データをブロック単位に分割し、分割したデータを複数のディスクに保存する事で「読み込み/書き込み」速度を著しく向上させます。ただしRAID0では、構成するディスクのうち1つでも故障が発生すると、すべてのデータが失われます。

RAID1:ミラーリング

ミラーリングとも呼ばれます。同じデータを同時に二つのディスクに書き込みするため、片方のディスクが故障してもデータは失われません。

RAID5:独立R/Wアクセス(パリティディスク分散)

RAID4で固定したパリティディスクをブロック毎にシフトしてパリティディスクへの集中を防ぎます。

RAID6:独立R/Wアクセス(パリティディスク分散、2台)

RAID5のパリティディスクを2台に増やし、同時に2台のディスクが故障してもデータを修復できるようにしたもの。

RAID1+0:ミラーリング+ストライピング

ミラーリングの構成をさらにストライピングで掛け合わせたような構成です。RAID1のミラーリングを高速化し耐障害性を高めた構成であるものの、使用できるディスク容量は、総ディスク容量の50%となります。

RAID0+1:ストライピング+ミラーリング

RAID1+0の逆の構造です。RAID0のストライピング構造にミラーリングを掛け合わせた構造で、RAID1+0とほぼ同機能であるものの、耐障害性の違いでRAID0+1はほとんど使用されない。